赤とんぼの母 碧川かた物語
販売価格: 1,800円(税別)
(税込: 1,980円)
商品詳細
童謡『赤とんぼ』の作詞者三木露風と女性運動家の母碧川かたの、母と子の物語。
やさしさに満ちた言葉と、美しい色彩の絵で描く、親子の深い絆と愛情、懐かしい故郷への思い。
人生を通じて困難な状況でも前向きに努力し、弱い立場の人々に寄り添い続け、女性の社会進出の運動に生涯を捧げた碧川(みどりかわ)かたの無償の人間愛を描いた感動の実話。
■童謡『赤とんぼ』について
夕やけ小やけの 赤とんぼ
負われて見たのは いつの日か
童謡『赤とんぼ』は、兵庫県たつの市出身の詩人・三木露風(みき ろふう)の作詞、山田耕筰の作曲による、夕暮れ時の郷愁にあふれた歌詞と美しいメロディが印象的な、日本の代表的な童謡の一つです。
■碧川かたについて
三木露風の母である碧川かた(1869年10月10日-1962年1月14日)は、鳥取県鳥取市で生まれ、大正から昭和にかけて婦人参政権獲得に尽力した進歩的な女性でした。
碧川かたは、「悲しい人、苦しい人、そして病める人々のお友達になりたい」との思いから、看護婦になることを決意します。
母として、妻として、自立した職業婦人として、婦人参政権運動、男女平等、禁酒運動などに取り組んだ信念と行動力は、弱者にする無償の人間愛に支えられていました。
碧川かたは、日本における看護婦の草分けであり、婦人運動の先駆者として、人生を通じて困難な状況でも前向きに努力し、弱い立場の人々に寄り添い続け、女性の社会進出の運動に生涯を捧げました。
碧川夫妻は、さまざまな異なる人々がともに生きることができる新しい社会の礎となることを望んでいました。
人の生き方は地位や名誉や財産ではなく、どれだけ人のために生きられたか?ではないでしょうか。
この絵本を通じて、多くの方々に碧川かたの生き方を知っていただき、男女が平等で、女性が活き活きと活躍できる社会が実現することを心から願っています。
■著者について
文 浜田多代子 児童文学作家
絵 湯浅香織 漫画家
赤とんぼの母 碧川かた物語 | |
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文 | 浜田 多代子 |
絵 | 湯浅 香織 |
サイズ | A4ヨコ判 |
ページ数 | 32ページ |
発行日 | 2023/10/10 |
ISBNコード | 978-4-86611-358-6 |